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あの恥ずかしいので離してもらえませんか」というと顔を朱色に染めて俯く。
若者も顔を真っ赤にして「ああ、すまない。思わず。君に一目惚れだ」というと娘を抱く腕の力を緩めた。
そして「できれば、私がここで池の調査をしていることは内緒にしていてほしい。村の人達からは、池の調査をしてはいけないと言われているからね」
娘はそれを聞いて少し躊躇したものの
「はい分かりました。村の人達には内緒にしておきます」と答える。
「ありがとう」というと若者は娘の頬にキスをする。娘の頬はさらに赤く染まっていく。
初めて会う若者に娘は一目惚れだった。
その日を境に娘は、若者に逢いに池にやってきた。
そしてそこで若者の仕事を手伝っていた。
若者も娘に手伝ってもらって仕事がはかどるようになった。
そして地底湖にある遺跡を発見した若者は大喜びをした。
それを見た娘もとても喜んでいた。
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