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碧井 うさぎ様
コメントありがとうございました!!
羽紗さんの若い頃は今よりも数倍五月蝿いのでそりゃ、大変だったんだと思います(笑)器物損壊やらなんやら☆
本当ですね(笑)武器のはずなのに…のんちゃん不憫。
おお!気づいていただけて嬉しいですー!しずくは珍しい目の持ち主なので…わりと苦労していた過去があるのです…かわいせうに←
△▽
(会話文コラボ)
藤嶺様をお借りしました!何か問題があれば速攻削除いたしますのでー!
深夜、藤嶺は薄暗い路地裏を歩いていた。
早く事務所に帰って報告書やらなんやら書かなければいけない…そんなことを思いながら歩いていると、前方より誰かが歩いてきた。
「…誰だ。」
草木も眠る時間だ、一般人や無関係のものに遭遇するなど考えにくい。藤嶺は警戒する。
「かーちゃんだよねー?」
「な!?かーちゃんじゃねぇ!!」
「えー??あれー?おかしいなー羽紗さんからそう聞いたんだけどー。」
現れたものは、人間離れした綺麗な紫色の髪を持ち、右頬に半と入っている長身の胡散臭そうな男。
「なるほど…足立さんの。」
「そーそー、ちょっとかーちゃんに用事があってねー。待ってたんだー」ケラケラ
「??なんだ、伝言か??」
「んーん。」
男の笑みは深くなる。そして、三日月のように笑う口で藤嶺に囁いた。
「うち野心がある人間好きなんだーだからね、手伝ってあげようか?」
「は?」
「上に行きたry「断る。」ありゃ?」
一瞬何を言われたのか理解ができなかった、なぜそのことをこいつが知っているのか、そしてなによりなぜ手を貸すようなことを言ったのか…。しかし、この男がもはや藤嶺の中で、信用ならない警戒するべきものの部類に入ってしまった。そんな奴の提案に乗るほど藤嶺は不用心ではない。
「あーあ、フラレちゃったー。」
そう言いながらも男はヘラヘラと笑う。
「そもそも、足立さんの部下であるあんたの誘いに乗るわけないだろ。」
「なーんだつまんないのー。あ、そうそうゆきりんから伝言でー、報告書の締切時間7時までだってさ。あとー3時間くらいしかないけど」ケラケラ
「!?!それをもっと早く言え!!!」
藤嶺は男に抗議をしつつ一目散に事務所へ向かった。
「あはは、面白い人間だなー」
男が怪しげに笑っていることも知らずに。
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