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山登りしてクタクタになったモロー達…
目の前にはようやく竜人の里が見えてきた…。
モロー「ふぅ…漸く着いたのぅ…さぁて…と飯でも
喰うか…。」
リビラ「えーっ…私早起きして呪いでお弁当作ったのに…。」
クーミ「私も美味しい果物を持ってきたよ!」
フーミン「私…何もない…」
クーラン「…お盛んですねぇ…」
竜人「おや?あのお爺さんは…」
モロー「たのもー!綺麗なお姉ちゃんと旨い飯を
くれー!」
竜人老婆「あたしのことを呼んだかね?」
モロー「ふんふふん…散歩は楽しいなあ…」
ガーラン(無視したな…)
クランプ(ですね…)
???「ここは…空気が澄んでいるね、気持ちいいよ。」
モルカ「良かったわね…」
その時二人の女性竜人を引き連れた老人がやって来た…。
???「おやおや…兄さん、90年ぶりですなぁ…
ふおっふぉっ…互いに老けましたなぁ…」
モロー「モルロー!!元気じゃったか…やっぱりお前も爺さんの遺伝でやっぱり禿げちまったか…」
モルロー「父さんやお爺さんのいる場所に行きますか?」
ガーラン(こ、こやつ…只者ではないな…)
クランプ(ですね…)
クーラン「あ、そうそう…モロー、聞きたいことがあるんだよね?」
モロー「おぅ…そうじゃったな、モルローお前さんの村に王都から来た王がいるんじゃないか?」
モルロー「ええ、いますよ、今は族長の家に居りますよ、ただねぇ…兄さん、王様は今塞ぎこんでいるみたいでしてね…明日でも話してみたらどうですか?」
モロー「む…そうじゃな、その方が良いかも知れんのぅ…儂らも大分疲れたし、そこの若さんも疲れとるようだし…」
???「ぼ、僕は大丈夫ですよ…おとと…」
モルカ「もぅ…無理しちゃ駄目、ゆっくりと休んでからこれからの事を考えましょう?」
ガーラン「ふむ…確かにその通りじゃな、それに
腹も減ってしまったからのぅ…。」
モロー「ガーラン…いつからそんなに図々しくなった…?」
クランプ「まぁまぁ…あ、モルローさん、私は薬草から抽出したエキスを飲むので…」
モルロー「う、うむ…分かりましたぞ。ではでは…」
モロー達は漸く山の上の集落に着き、モローの弟であるモルローと出会い、久しぶりの休息を取るのであった…。
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