第5章 やっと着いたよ山の上

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山登りしてクタクタになったモロー達… 目の前にはようやく竜人の里が見えてきた…。 モロー「ふぅ…漸く着いたのぅ…さぁて…と飯でも 喰うか…。」 リビラ「えーっ…私早起きして呪いでお弁当作ったのに…。」 クーミ「私も美味しい果物を持ってきたよ!」 フーミン「私…何もない…」 クーラン「…お盛んですねぇ…」 竜人「おや?あのお爺さんは…」 モロー「たのもー!綺麗なお姉ちゃんと旨い飯を くれー!」 竜人老婆「あたしのことを呼んだかね?」 モロー「ふんふふん…散歩は楽しいなあ…」 ガーラン(無視したな…) クランプ(ですね…) ???「ここは…空気が澄んでいるね、気持ちいいよ。」 モルカ「良かったわね…」 その時二人の女性竜人を引き連れた老人がやって来た…。 ???「おやおや…兄さん、90年ぶりですなぁ… ふおっふぉっ…互いに老けましたなぁ…」 モロー「モルロー!!元気じゃったか…やっぱりお前も爺さんの遺伝でやっぱり禿げちまったか…」 モルロー「父さんやお爺さんのいる場所に行きますか?」 ガーラン(こ、こやつ…只者ではないな…) クランプ(ですね…) クーラン「あ、そうそう…モロー、聞きたいことがあるんだよね?」 モロー「おぅ…そうじゃったな、モルローお前さんの村に王都から来た王がいるんじゃないか?」 モルロー「ええ、いますよ、今は族長の家に居りますよ、ただねぇ…兄さん、王様は今塞ぎこんでいるみたいでしてね…明日でも話してみたらどうですか?」 モロー「む…そうじゃな、その方が良いかも知れんのぅ…儂らも大分疲れたし、そこの若さんも疲れとるようだし…」 ???「ぼ、僕は大丈夫ですよ…おとと…」 モルカ「もぅ…無理しちゃ駄目、ゆっくりと休んでからこれからの事を考えましょう?」 ガーラン「ふむ…確かにその通りじゃな、それに 腹も減ってしまったからのぅ…。」 モロー「ガーラン…いつからそんなに図々しくなった…?」 クランプ「まぁまぁ…あ、モルローさん、私は薬草から抽出したエキスを飲むので…」 モルロー「う、うむ…分かりましたぞ。ではでは…」 モロー達は漸く山の上の集落に着き、モローの弟であるモルローと出会い、久しぶりの休息を取るのであった…。
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