第2章 ハーレムの道

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モローの妻と愛人になった狐娘とミリエス、 さてさて…どの様な切り返しをするのか… とくとご覧あれ。 モロー「ふあぁぁ…ん!?何で二人とも儂の寝床におるんじゃ!?いくら山とは言えまだ冬じゃないのじゃぞ…。」 ???「モロー寒そうだった…だから…ひっく… 暖めてあげ…ひっく、うぅ…。」 ミリエス「あーらら…泣かしちゃったね…皆さーん 起きてくださ~い。」 リビラ「…2番目の妻と愛人を寝床に入れるなんて…正妻の私さえも入っていないのに…」 クーミ「あ、そういえば…ここに痺れ薬があったような…」 モロー「すまん…」 クランプ「酒池肉林にならず良かった…」 あったことをエルフの長老に話した…。 エルフ長老「ふぅむ…朝に助けた狐が恩義を感じて人間の娘に変化した…儂も聞いたことがありませんなぁ…、それに一番驚いたのは…。」 ガーラン「ふむ、なんとなく解りますぞ、何故若い 男性ではなく…一世紀ちょっとを生きる年寄りに 我が最愛の孫娘が惚れてしまったのか…とね。」 モルカ「案外図星なのかもね…」 エルフ長老「ミリエス…本当によいのか…お前に相応しい男もおったろうに…」 ミリエス「おじいちゃん…大丈夫、確かにこの人は助平心の権化みたいな人だけど…慈しみや情が深そうなの…私はこの人についてゆく。」 エルフ長老「…曾孫が生まれたら文を寄越しなさいよ…。」 ミリエス「おじいちゃん…。」 ???「モロー…名前つけて…私モローに愛されたい…」 モロー「ふぅむ…誰ぞ良い名付け親はおらぬものか…」 ???「やだ…モローに名前つけて欲しい…」 ギュッ…ムニュ… モロー(うへへ…こりゃ堪らんわい…ん!そうじゃ) モロー「お前さんの名前はのう…フーミン、フーミンなんてどうじゃな?」 フーミン「うん!フーミン!気に入ったよ!モロー好き!」 リビラ「モロー…早く行きましょうか?」 クーラン「そうそう…フーミン以外にも果実をもってる子はいるのよ…?」 クランプ「ロボットの目にも毒になりますよ…」 モロー「わかった…さぁゆこうか…。」 モローは夢のハーレムパーティーになってきていることに満足しながら歩を進めている…。
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