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夜空ー…君のいない町
「ろ…真白!!」
「…あ、ごめん。どうしたの?」
「どうしたの?じゃないよ、それはこっちの台詞!ぼーっとしてさ…」
「別にぼーっとなんてしてないって、いつも通りの私だよ?もうお昼休みだし購買にお昼ご飯買いに行こ!」
「ちょっ…待ってよ真白!!」
私、香月真白(こうづき ましろ)は小さな田舎町に住む高校2年生
都会みたいな高いビルやお洒落で有名なお店はこの町には無くて年頃の女の子は皆都会に憧れてるみたいだけど…
それでも私はこの街が大好きだった
この街にしかない豊かな自然やゆったりとした雰囲気
そしてこの街の夜空に浮かぶ星空が私は特に大好きだった
あの空を見ていると私は「彼」を思い出す
『絶対ここに帰ってくるから!!……』
ねぇ、君は今どこにいるの…
君のいないこの町は
とても静かすぎて、寂しいよ…?
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