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「真白、俺旅に出ようと思うんだ」
「旅…？」
「そう、この町を出て遠い地に」
「な、んで…」
「お前も知ってる通り俺には父さんも母さんもいない
そんな父さんも母さんも俺と同じように星が好きだった
俺が産まれる前は2人で世界の色んな場所を回って星を見ていたんだと
その時の話を色々聞かされてさ、俺もいつか行ってみたい…ずっとそう思ってたんだ」
「…どうして今なの？」
「…真白なら俺の考える事分かってるだろ？笑」
「……」
「真白？」
「…嫌
嫌だよ、ハル
私ハルとお別れしたくないよ…
だって私は…「真白！！」」
「お別れじゃない、俺はまた戻ってくる…
絶対ここに帰ってくるから！！
…真白のいるこの町に」
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