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「あの花は毎年必ず一輪だけ咲くの…
でも…あの花が咲く家には災いが起こると言われてる。」
僕「でも、持ってるといい事があるんだよね?」
「庭から離れればの話……摘まなければダメ…
そして…それは我が家に持って帰る事は禁忌なの…。」
僕「そんな話しを信じろって言うの?
確かに不思議な花だけど…呪われてるとは思えないよ。」
「私には妹がいたの…でもあの花を家に持って来てしまった…
その妹は…原因不明の病で亡くなった……。
おばあちゃんも…両親も…呪いのせいだと言ってた…。」
僕「そんな…たまたまだとしか思えないけど……
でも、それと学校に行けない理由は関係してるの?」
「呪われた家系の人間は…人を好きになってはダメなの…。」
決められた許婚と結婚しなければならないらしい…
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