1人が本棚に入れています
本棚に追加
僕「そんなの変だよ!恋愛は自由って言うじゃないか!」
「何も知らない人を…一族に入れる事は出来ない…
両親もそのまた両親も…一族の中で結婚してる…。」
僕「何を隠してるの?別に教えたっていいと思うけど。」
「伸哉くん…呪われた家系って聞いて怖くならない…?」
僕「珍しい花が咲くってだけでしょ?怖くないよ。」
「珍しい花が咲く場所って…何処にあると思う…
正解はね……お墓のすぐ側にしか咲かないの…。」
それって……栄養は死体って事じゃ……
「私の家系ではね…死体を燃やしたりしないの…
特別な許可をもらっていて…棺に入れて埋めてしまうの…。」
僕「なんで…わざわざそんな風にしなくても……。」
「毎年必ず咲く花が…咲かなくなったら困るから…。」
僕にくれた花は…妹さんのお墓に咲いた花だと言う…
最初のコメントを投稿しよう!