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「は~い
ありがとうございます」
不思議に思いながらもおじぎをして通用門を潜っていった
門を通る辺りから石畳になっていて私達の見たこともない数の人や店がズラッ~~と並んでた
「…………さすが王都」
他の地方出身者らしい人も私達と同様に口を開けたままにして驚いている
するとミリがさらに驚いて声を上げた
「わ!!
二人とも見てよ!
そこの店の白と青のワンピース…
普通そうなのに5万m(ミスリル)もする……」
(ミスリルこの国での主なお金の単位の事)
「私たちの村なら5千mで可愛くて良いのあるのに
一桁違うなんて物価高すぎよね~」
ミリが目を丸くしている
あ
……もしかして
「フェミ姉…一つまずいこと思ったのだけど………聞いていい~?」
「?なに??」
「宿代二週間分足りるかな…?」
「シャ‥シャーリン怖いこと言わないでよ!!
でも………
う~ん確かに本当に厳しいかもしれない……」
フェミ姉が青くなっている…
「まあ~とりあえず宿行ってみましょうよ
それにいざとなったらこのミリちゃんがとっても可愛いウエイトレス姿に変身してアルバイトするから大丈夫♪」
「あはは~~」
ミリはともかく私は勘弁だー
「も~
シャーリン凄い苦笑い
とりあえず探しましょ♪」
ミリのウエイトレス姿はさて置きこの王都はとても色々な種族がいるみたい
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