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あ!
もしかして今年の受験の子達かい?
だったら門入る時に何か貰わなかったかい?」
ん???これかな
三人とも王国印の入った青いプレートを出すと
「あ
今年は青ね 門兵の人一言言ってくれたら良いのにね~
受験する子は王国が宿泊費持ってくれるんだよ
地方とここ王都では物価が全然違うからね
まあ
あたしゃ行ったことないのだけどね
そうだ!
みんないい子だからおばちゃんのサービスで一番見晴らしが良い部屋にしてあげよう♪」
そう言いながらウインクして親指をグッと見せてくる
「わ~
ありがとうございます」
三人同時に声をあげるとおばちゃんもニッコリして
「部屋は四階まで上がったら左端ね
はい鍵~
何か分からない事があれば遠慮せず言ってね」
「はい
分かりましたありがとうございます~~
フェミ姉~
先行っているね~」
ダダダダダ
と効果音付で一気に階段をかけ上がっていった
「ミリ走らないの~!
急がなくても部屋は逃げないわよ~
ってもう行っちゃった…
げんきんね~
疲れてくたくたじゃなかったの~
凄く元気じゃない」
フェミ姉が笑いながらあとに付いて行く
フェミ姉と私がが上まであがり部屋に着くと
「わぁ~
おばさんが言うだけあってとっても眺め良いね~
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