魔力診断試験

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まだまだ伸びる可能性があったよ わたしもうかうかしていたら抜かれそうだよあははは」 「!?!!!!!」 「!?!!」 「!!!!!!」 その言葉を聞いて息をのんだ 「うそ シャンスティさん?? すごい………」 「フェンリルが凄い訳よね…」 私とミリは思わず呟いていた… 「さてさて少し話が長くなったか 今までの経緯とランクの説明が終った終った所で本題に入ろうか」 難しい表情だったバリファーンさんが少し穏やかな顔をしはじめた… あら!?………… 「ミリ…シャーリン 気がついた?? この場の空気が変わった」 「うん…… なんだか違和感が…」 と二人で頷きあった 「このフィールドに魔法がいつの間にかかけられていたのね」 かけたのは前でシレッとしてるおじいさんね 間違いないわ…… 「さて すでに魔法使いの者はわりと早く検査が終わるかな 魔法使いなら 『魔光玉』 というものを作れるはずだからな まあ まず手本を見せよう」 そう言うと両手を合掌する感じで手と手の間隔を10㌢程とると 「では行くぞ」 と言ったかと思ったら 青黒い光の玉が一瞬で出来上がった 「これが魔光玉である 自らの魔力を掌から体の外に滲み出すイメージだな
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