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コクリと頷いて
目を閉じる
両手を前に出し
魔力を手に集め
手と手の間に集めるイメージイメージ………………
……………………
「あらあら~
とてもセンス良いですね~それに綺麗♪
この色は個々によって全然違うのですよ~
では~
それを魔方陣に落として下さい~」
ゆっくりと目を開けると
そこには
エメラルド色の綺麗な球体が高速で回転していた
「……………綺麗」
これがわたしの色……
少しの間見とれていたが
それを
ゆっくりと台の上の魔方陣に落としていく
スッー
と魔方陣に吸い込まれていった…
「はい!
OKです~
お疲れさまでした
では
こちらの扉から外にどうぞ~
一つ下の階が食堂なのでそちらで昼食をすまされた後
この上の階で待機していて下さい
結果はそちらで出ますので♪」
とユミル中佐がニッコリしながら送ってくれた
外に出るととっても笑顔なフェミ姉とミリが待ち構えていて
「ねぇ~ねぇ
シャーリンは何色だった教えて教えて~~♪」
興奮したミリが両手をブンブン振りながら聞いてきた
「わたしはエメラルドだった
凄く綺麗だった」
わたしが少し陶酔しながら言うと
フェミ姉がニッコリ微笑んで
「シャーリンらしい優しい色ね
本当はね
魔光玉を出せるようになって魔法使いなの
一種の儀式かな?
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