ロイヤルレイン邸

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ロイヤルレイン邸

ロイヤルレイン伯爵邸前― ここ……? おっきい……… 屋敷は銀と蒼と緋の色調で普通の家の何十倍もあるようだ 普通の家がいくつはいるやら 謁見の間で王さまが退出された後 バリファーンさんが手紙を書いて下さり そのままユミル中佐がこの屋敷まで案内してくれている そして門をくぐり 扉をノックした コンコン あれ?誰か住んでるんだ しばらくすると ガチャッ と扉が開き 立っていた人を見て私たちはびっくりした なんと!!? ユミル中佐がいた!! ユミル中佐が二人?? あ………… 少し背が高い?? フェミ姉と同じくらいかな 「あら!? ユミルどうしたの??」 「紹介します私の姉のエスリアです お姉ちゃん 閣下からお手紙が… ここで読んで」 そう言ってユミル中佐が手紙を手渡すと エスリアさんはこの場でそのまま読んだ ………………… すると パッと顔色が変わったのが分かった こっちを見ると改めて挨拶をされた 「わたくしはこの屋敷を管理させていただいている エスリア と申します 今は外出していますがもう二人 イリスとユルンがと言うものも居ります 初めまして そして お帰りなさいませ」 とエスリアさんは深々と御辞儀をした…………… それを見て私やミリはもちろんフェミ姉も固まってしまった するとユミル中佐が言った 「お姉ちゃんはもう20年以上も前からこの屋敷にいるのよ この屋敷の事で分からない事はないわよ~☆
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