ロイヤルレイン邸

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入ってきたのは私と同じぐらいの歳?で身長が少し低いくらいだった 服装は二人お揃いの白と青のワンピースの様な服にエプロンをかけたものだった なかなかデザインが綺麗だしカワイイ 「紹介します 三年ほど前からこちらに入りました 右側髪をあげているのがイリス 左側三編みをしているのがユルン です イリス、ユルン こちらの方々は今日から正式にロイヤルレイン家の御当主となられた フェミスコート様 シャーリンドリア様 ミリアリス様 です」 そうエスリアさんが言うと二人ともニコっとして 「御主人様方 これからどうぞよろしくお願いします」 「こちらこそよろしくね♪」 私たちも揃って返事をした すると突然ミリが変な顔をした 「ミリ 変な顔してどうしたの??」 私が聞くと 「変な顔って何よ! も~~ それでね 今ふと思ったのだけど何でみんなが当主なの???」 ああ~ そうか! わたし気が付いていなかった…… あはは 「はいは~い そこは出番のないわたしに言わせて~♪」 とユミル中佐が元気一杯に言うと説明し始めた 「魔法高ランク者には自然と箔を付けるような形になっているの 当主云々については閣下や陛下が言うには今は余り気にしなくて良いだろうって」
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