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何を残念がっているのやら……
「あの子達ならきっと大丈夫よ
また会えるわ
じゃーあたし達もそろそろ行こうか」
「そうだな
お~い徹夜組~ボチボチ行こうぜ」
‐所変わって丘の麓‐
「あ~ん
もう陽が傾いてきている
丘下るのにかなり時間かかっちゃったわね」
「フェミ姉~
城下入ったらすぐに宿とろうよあたしもうくたくた…」
「ミリ~ぼやかないの
もう通用門見えてきてるでしょ」
「あ…ほんとだ
地面ばかり観察していたから気が付かなかった…テヘ♪
……………え!!!
何なのあの人の数」
見ると街道の先にある通用門の前の通りを埋め尽す程の人がいた
「やっぱりあそこにいる人全部入るのかな?ざっと見て数百はいそう…」
とわたしがフェミ姉に聞くと
「村長や長老の話では確か受験者毎年五万人位だって
まあチェックだけだと思うから20~30分位あれば入れるかな」
そうこう言い合っているといつの間にか門の側まで歩いてきていた
「あーやっと着いた~
そうねどんどん入っていっている
これならすぐ順番回ってきそうねフェミ姉~♪」
そう言いながらミリがイエイとばかりに謎の踊りを……???
ミリ…傍目から見たら単なる危ない子だよ……
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