無…それが日常…

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『歩~!』 授業終了のチャイムが鳴ると同時に数人が歩の席に来た 『何だよ…』 当然歩は表情を崩さず、返事する 『弁当食いに行こうぜ!』 一人が歩にこう言う。この友人の名は光、入学式の時からよく話して来る 『分かった。何処で食う?』 光はしばらくウーンと考えると思い付いたのか他の奴の方を向く 『どうする詩織!?』 『あ、あたしに聞かないでよ!!』 この集団の女子の一人、詩織に聞く。 詩織も席が隣な為、話してくる 『いつも通り屋上でいいんじゃないの?』 眼鏡をかけた男子…啓介が呆れたように案を出す 光はたまには別の所で食いたいと言っていたが、他の奴は啓介の案に賛成した為、渋々屋上へと向かっていった
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