無…それが日常…

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『♪~♪♪』 彼女は歌を歌っている 聞くもの全てを引き付けるような透き通った歌声 『!!…だ…誰?////』 歩に気付いたのか恥ずかしそうに聞く 『歩……椎凪…歩』 歩はそれだけ言うと黙り込んだ 『歩君ね♪よろしく。私は美咲っていうんだ♪』 歩は適当に促して隣に座った 『…美咲って俺のクラスだよな?』 『そぅだよ♪♪』 そんなあんまり話しが続かないが歩は少し、話すのが楽しかった 時刻は7時を回っている 『……それじゃぁ、そろそろ帰る』 手を振って歩と美咲は別れた 『一度も笑ってくれなかった…… やっぱりあの時のことかな……』 美咲は一人取り残された公園で小さく呟いた
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