ショートショートの宝箱

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 ショートショートの宝箱: 短くて不思議な30の物語 (光文社文庫)  ショートショートアンソロジー。梶尾真治、高井信、江坂遊、堀晃他  知らない作家が多いが極端に質の悪い作品はない。  星新一やブラウン、オー・ヘンリー基準の厳しい目で見たらいろいろあるけど、プロ作家とはいえ、ショートショートと一般の小説は使う筋肉が違うので、江坂遊や高井信以外の作家に、星新一レベルを求めるわけにはいかない。 「白昼」 北野勇作  これが一番好き。  ちょっと文章がぶっきらぼうな気もするが、これも変な味になってる。最後の間抜けなオチもいい。間抜けなオチとしてそのまま楽しむのも良し、受け取りようによっては怖いオチとして楽しむのも良し。
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