運命の出会い

11/11
前へ
/68ページ
次へ
実家住まいの彼を家まで送り届けたのは明け方だった。 ほぼ初対面だったのに、私達は夜中話をしていた。 「色々聞いてくれてありがとう」 と彼がお礼を言うくらい。 私は、もうこれっきり会わないかもなぁなんて思ってたんだけど、彼からまたメールが来て、私は彼を迎えに行った。 そしてそこで、私達は初めてちゃんとした連絡先を交換した。 名前も知らなかった私達はようやく名前も知ることになる。 あさま ゆうすけ それが、彼の名前。
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加