運命の出会い

8/11
前へ
/68ページ
次へ
次の日。 夜に彼からメールが来た。 『ねぇ、俺達会ってるんだけど。』 そのメールで私はほっとした。 良かった、やっぱりそうだったんだ。 知らない人じゃなかった。 『知ってたよ』 『そうなの?俺、今アイツから聞いたんだけど』 『そうだったんだ』 『ねぇ、迎えに来てくれない?』 『どこに?』 『アイツの家まで。して、うちまで送って欲しいんだよね』 『私が?』 『アイツ送ってくれるって言ったのに寝ちゃったんだよね。だからさ』 Sくんらしいと思って、何だか可哀想になったから、私は彼を迎えに行くことにした。
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加