花束を抱えた女の子

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「ん?白いワンピースに花束?それ、本気で言ってるの?悪い冗談なら、たち悪いぞお前」 額に汗をかきながら先輩は、オドオドしだした。 たち悪い? 悪い冗談? 何の事だ? まるで、初めから女の子は存在しないみたいじゃないか 「いや、冗談も何も僕は会話してますよ?お母さんの、お見舞いだって言って毎日、13時に乗車して……」 「は?正気か?はぁ……参ったな……」 「何が参ったな… ですか?」
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