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すれ違った二人が再び交わることはなく、無情にも時間だけが過ぎていき、アンニュイ野郎には新しい恋が訪れ、Kさんという恋人ができた。
私は、自分の馬鹿さ加減に途方に暮れた。
あのとき、もっと素直にアンニュイ野郎と向き合っていれば、もっと心に余裕があれば、今頃は別の結果になっていたのかもしれない。
青春は、時に残酷だ。
気付いた時には後悔しか残っていない。
もう来週には「卒業」する。
ただ、今の私にはこの状況を変える力や勇気はなかった。
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