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レオ「成程な…こちらにも『ディセスター』については連絡が入っているよ。
今まで学園の生徒が実戦実習に使っていた区域が最近危険区域に指定されたらしい。
討伐ランクがどんなに高くてもBランクのディセスターしかいなかったあそこが、まさか危険区域になるなんて…
こんな事前代未聞だ。」
『ディセスター』の話をする2人の顔は、それがどれ程に深刻な問題であるかを物語っている。
レオ「…話がそれてしまったね。
君がギルド員である事を提示する理由は理解した。
もちろん所属ギルドは『嶺翔の翼竜』でいいのかな??」
ハル「はい。そのつもりです。
…ただ……」
レオ「まぁ、だいたい言いたい事は分かるよ。
『嶺翔の翼竜』は皆の憧れだ。
それはうちの生徒達も例外ではない。
故に、"憧れのギルドに同年代で所属している"と注目されるだろう。」
ハル「……ですよね…」
はぁ…、とため息を零すハルをレオナルドは苦笑いで見ている。
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