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レオ「何番隊の所属だと言うんだい??」
ハル「…壱番隊です。」
レオ「…………正体隠す気あるんだよね??」
ハル「も、もちろんありますよ!!
た、ただ、これはギルド内の事情により仕方なくの壱番隊所属です…」
レオ「事情??」
ハル「…弐番隊以降の隊には新参者が多く入るのです。
同じギルド内でも、やはり信用・信頼するのには時間がかかります。
うちは誰もが知っているギルドです。
しかし、それをよく思わない人もいる…
誰が味方で誰が敵か…身内を疑うのは心苦しいですが、こればかりは私の周囲にいる人たちにも被害がいく可能性があるので、安易にはできません。
…まぁ、そう言った事で、私がギルドに入った6年前から一緒に過ごしてきた人達…
零番隊と壱番隊、各隊の隊長達、それとギルドマスターと国王陛下。
今現在、私の事を知っているのはこのメンバーだけです。
零番隊の実力はずば抜けているのは周知の事実。
そうなれば必然的に壱番隊に偽造所属しかない。と言うわけなのです。」
レオ「ふむ…理由はわかった。
が、いくら零番隊は特別だと言っても、数列順に強さ分けされている君のギルドだ。
壱番隊に所属していると分かればますます注目の的だな。」
ハル「……なんだか学園長…まさかですけど、面白がってます??」
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