1.

17/29
前へ
/64ページ
次へ
ーーーコンコン 話がひと段落ついた時、学園長室の扉がノックされる。 レオナルドが「どうぞ。」と答えると「失礼します。」と、1人の教師と思われる男性が入ってきた。 レオ「ハルミナ君。 彼が君が編入する"2年Sクラス"の担任のヘイト先生だ。」 ヘイト「ヘイト・ワーグナーだ。 体術実技を担当している。 よろしく。」 ハル「ハルミナ・アルハイドです。よろしくお願いします。」 ヘイト「………」 ハル「…??ヘイト先生??」 ヘイト「はッ!!す、すまない!! 何でもない!!///」 ハル「??」 レオ「はっはっは!! いやぁこれから本当に楽しみだねぇ!!」 ヘイトの真っ赤になる顔と、レオナルドの楽しそうに笑う顔を交互に見て、ハルは自分だけが状況についていけなかった。 ヘイト「が、学園長!!すぐ授業になりますのでそろそろ…」 レオ「そうだね。 じゃあハルミナ君。 これからの学園生活を楽しんでくれ。」 ハル「はい。ありがとうございます。」 ヘイト「…では。」 最後にレオナルドに挨拶をし、ヘイトと共に2年Sクラスの教室へと向かい始めた。
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加