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そして、
その日曜日。
勝浦の築地にある老舗旅館の2階の一室に僕ら3人は出かけた。
本郷猛、
いや仮面ライダー1号はソファーに座って「いや~。
こんにちは。
今日はよろしくお願いしますね」と挨拶。
おいさん記者は、
「こちらこそ、
よろしくお願いします。
あっこの子は、
うちの息子でこっちがその友達です」と僕らを紹介してくれた。
「そうですか。
僕ら仮面ライダー好きかい」僕らは2人目を合わせて「ほっほ本郷猛がしゃべってるぞ」と心の中でつぶやいた。
「あっはい、
大好きです。
いつも仮面ライダーみてます。
」と0君。
僕ら2人は、
好きどころか朝から晩まで仮面ライターで仮面ライダースナックのカードを集めまくっていたほどである。
それからしばらく、
おいさん記者は、
インタビューをしソファーに座っている本郷猛の写真を撮ったりしていた。
そして本郷猛が「僕いっしょに写真とろうか。
おいで」となんと0君をひざの上に座らせたのである。
すかさずおいさん記者はシャッターをきった。
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