第2話 『仮面ライダーがやってきたのだ。その2』

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小学生のレーダービームで知っていたが、 まさかそんな場面で登場するとは小学生の頭(普通の下)では分からなかった。 「でも、 シオマネキングってなんかかっこええよなぁ~。 潮をまねく王様やぞ。 (なんのこつちゃ)名前がええやん。 」とたこちゃん。 小学生の僕らにはキングって付いたらなんかすごかった。 かっこ良かったのである。 野球のチームも仲ノ町 キングとかそんな名前が付いていた。 「でも俺は、 一文字隼人より本郷猛やなぁ。 やっぱり仮面ライダー1号やなぁ。 」と僕。 「俺は、 一文字隼人やなぁ。 男前やし、 変身の仕方かっこええやん。 」とたこちゃん。 そうこう言っている うちに学校に到着。 ランドセルを机の上に放り投げ朝の会が始まるまで昨日の仮面ライダーの放送のまねごっこ。 タコちゃんがシオマネキング役。 僕が仮面ライダー1号。 仮面ライダーがシオマネキングの顔面にライダーパンチをくらわす場面。 タコちゃんが「何か、 たけちゃんの右手くさない。 」「あたりまえやんか。 本郷猛と握手してから洗ってないもん。 」  第2話終わり。
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