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「だから私のことより、美優さんが恋人でもない男とこのような所に……」
ーー恭介さんがフリーっ!
立ち上がって両手を広げて大喜びしたいくらい、美優は嬉しくなった。
しかも名案が浮かんだ。
ーーそうよ、これをチャンスとしないでどうするの!
美優は意外と肉食系女子だった。母親から『幸運の女神は後ろ頭が禿げてるから、絶対に逃すな』と教育を受けているお陰でもある。
美優は絶好の機会を手に入れた。
「じゃあ恭介さんが、みうの恋人になってください!」
これで万事解決ではないかと美優は興奮した。
「美優さんの……こ、恋人にっ!」
恭介の股間も興奮した。
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