イベント用短編小説

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「私が作ったの。あの時拾って、2号さんは私にする為に衣装を変えたんだよ。必ずタケル君に告白する日に持って来る予定だったの、、、。この2号は弟君じゃないんだよ、、、 、私なの、、、、ずっと側にいたんだよ。あの時は同じだったの。1号2号と同じ様に、私も男子が怖くて嫌々机を離していたんだよ。、、、だからぬいぐるみもそっくりいじめられっ子の一緒だったんだよ、、、。でもタケル君聞いて!あなたがどんな事を言っても嫌いにならない。どんな過去をもっていても好きでい続けるから私だけは信じて。」 僕はちぎれた1号の腕を持ったまま抱きしめた。 『一生一緒にいて欲しい。』 「私こそ、、、。」 こうして僕は彼女と付き合い出し、その後結婚した。 そして彼女に子供が出来た。女の子だとわかったので、2人で洋服やら色々と買い物に行った。 そして最後、ぬいぐるみを見に行った。 『こっちの女の子のほうでいいよね?』 「いいんじゃない?この子らは私達の分身だからね。早めに買ってあげないとね。今回は私が買うから。」 『おまえは、1号とは違い、いい買い主さんに買われてよかったな。、、、、。』 「1号君はかわいそうな想いをさせた分、かわいい子を買っていってあげよ。」 『そうだね。』 そうして、僕達は初めて女の子のぬいぐるみを買った。 それは1号と2号より遥かに小さい赤ちゃんのウサギのぬいぐるみだった。     
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