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ヒメもその事に気付いて真っ赤になり、慌てて手でシャツを直すが、その隙に俺は白い首筋にキスをしながらシャツのボタンに手をかけた。
「ダメだってば……!もうっ」
「部屋に上がるヒメが悪いんだよ……」
ヒメは膝を上げて蹴ろうとするが、その足首を掴むと悲鳴を上げた。
身体が見えないように手でシャツを抑えて哀願する様に見つめる。
俺は足首を掴んだまま、ヒメの白く美しい太股を眺めていた。
「綺麗だね……」
「お……お願い……っ
いくらなんでも……その日知り合ったばかりの人となんて……っ」
「明日になれば、いいの?」
俺は思わず吹き出した。
「バッ……バカ!」
ヒメの頬が紅く染まっている。
もう一押しで堕ちるような気がして俺はなるべく優しく囁いた。
「その手をどけて?
……ヒメの身体が見えないよ」
手でシャツをかき集めて下腹部を隠すヒメは首を振り、泣きそうになっている。
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