新たな居場所

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心配そうに宏が手を止めた。 『ごめん…短時間であんまりにも色々な事 あり過ぎて。安心したのかな?』 宏はスープーンを置き ゆっくり立ち 私の後ろに回り そっと抱きしめてくれた。 『トキ これからは俺がお前を守るから心配するな。泣きたい時は泣けばイイ。どんなお前も俺が受け止めるから』 『うん。ありがとう ごめんねオムライス冷めちゃう。 食べて』 宏は席に戻り食べはじめた。
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