平等に・・

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 ここは、優美、りょう、奏、蜜柑、檸檬が共同生活しているマンションのリビング、今回はここから物語が始まります。 「う~~むぅ」 「ん~~~~」 「へ~~~~」 「ほへぇ~~」  優美、奏、蜜柑、檸檬がリビングのソファーに座り、難しい顔をしています。  北海道よりご当地高級ゼリーが優美あてに送られてきてそのゼリーを前に皆なやんでいます。  原因は、ゼリーが4個しかないこと。それと、入れ物がおしゃれで置物にも人気がる。  誰が食べられないか、誰が入れ物を手にできないかで悩んでいるところ。  優美は「みんなで食べて」と  奏は「それは不公平」と  蜜柑は「くじ引きで」と  檸檬は「食べてみたい、はずれるとやだ」と  優美は「りょうに内緒で4人で食べちゃう?」と  奏が「りょうさんに黙っていられますか?」と  優美は「むり・・かも」と  延々1時間話し合い。 「ただいま~~」  帰ってくると、みんながリビングで話し合いをしていた。 「どうしたの?」  優美が、一連の流れ作業を説明してくれた。  ゼリーを見るとたしかに美味しそう。 「え~~と、何?」
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