追憶~告白~

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数日前…… 私は彼とキスしそうになった。 事故なのか故意なのか 私の頭の中では毎日のようにあの日のことを思い返していた。 あの日からも彼は変わらず毎日来てくれている。 あの日の真意を知りたい。 でも彼の顔を見ると聞けだせず、ただ一緒にいる時間を楽しんだ。 「屋上に行かないか?」 彼に誘われるまま屋上へ向かった。 「気持ちいい~」 病室とは違い、天井がなく何倍もある広さと果てしなく続く空に少し感動した。
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