序章 黒白刻

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『昔、あるところに、立派なお屋敷とそこに住まう一人の青年がいました。  青年は聡明で、誰にでも優しく、いろんな人に愛されていました。  青年はある日、森へ散歩に出かけます。  すると、そこで青年は怪我をした真っ黒な髪が美しい女性を見つけました。  青年は辛そうな女性をすぐに屋敷へ連れて帰り、必死に看病しました。  そのおかげで女性は元気になり、彼女は青年に恩返しがしたいとその屋敷で働くことにしました。  そして一緒に時を過ごすうち、二人は次第に惹かれあうのでした。』
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