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「今日サークルだよな。行く?」 俺と稜は同じサークルに入っている。 というよりゴールデンウィーク前にまだどのサークルにも入っていなかった 稜を無理矢理俺が引き入れたのだ。 「行く行く。先週バイトとかぶって行けなかったし。」 ノート写しに集中したまま俺は答えた。 俺らのサークルはゆるいバドミントンサークル 飲みサー、名前と違って毎日のように飲んでいるサークルとは違い、 きちんとバドミントンをしているサークルだ。 ただ、その活動頻度はまちまちだった。 近くの体育館を利用するのだが運動部が使うことが多いため、 あいている日を活動日とすると、 一週間に二度あったり二週間以上あいたりするらしい。
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