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コーヒーをドリップする時間が一番神経を研ぎ澄ますべき行程である。
そんな時にタイミング良く、俺の同居人がお目覚めのようだ。
「おはよー・・・ケイ、今日起きるの早いね。
あっ、良い香り。コーヒー淹れてるの?」
大きな欠伸をしながら俺にそう訪ねる小柄な少女の名は、菅崎 渚。
身長150cm、ウエスト54cmと小さくて細すぎる体型をした可愛らしい少女だが、見た目に似合わず年齢は御歳二十歳を迎えた。
茶色混じりの艶めいたセミロングの綺麗な髪に、余りにも整い過ぎた顔立ち。
それは、まるでフランスの職人が丹精込めて造り上げたお人形の様な愛らしい容姿に非の打ち所など何一つ無い。
強いて言うならば、バストサイズが少々寂しいと云ったところだろうか。
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