28人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
爽「さぁ皆様!楽しい暴露大会の時間ですよー!」
南「なんだ暴露大会って」
爽「作者の気まぐれによるコーナーだから詳しくは知らないけど、本編では明かされていない皆の何気ない日常に隠された些細な秘密を紐解いていこー!ってなコーナーだよ」
南「僕ら二人がメインで進めるのか。めんどくさいな」
爽「まあまあそう言わずに。てか、皆の秘密ってなんだろね?ちょっと気になる」
南「……秘密は秘密のままでいいと思うぞ」
爽「何その間。南雲怪しい。じゃあ南雲からいきましょー!れっつ☆暴露ターイム!」
南「はっ!?ぼ、僕は言わないぞ!他のやつにしろ!」
爽「えーと何々?南雲は普段討伐任務で大忙しだけど、たまに仕事に行かない日があって……」
南「カンペ読むなぁぁ!!」
爽「自室に閉じこもり、夢中になって延々と菓子を作り……」
南「あああああ!!」
爽「夜中になって我に返ったら菓子が山程できあがってて、だが誰かに渡そうにも男が菓子作ってることがバレると恥ずかしいため一人で黙々と食べる……と」
南「…………」
爽「…………」
南「…………」
爽「……寂しいやつだなお前」
南「だから嫌だったんだよバレるの!!」
爽「ま、まあ、パティシエって男ばっかだし、そんな気にしなくても……」
南「由緒正しい家柄に生まれた陰陽師が菓子作って一人黙々と食べる図はおかしくないのか」
爽「…………趣味は人それぞれだから、ね」
南「目を合わせて物を言え!柳の馬鹿!!うおおぉぉぉんっ」
爽「な、泣き出しちゃった……えーと、あんまぐだぐだするのもアレなので泣きっ面の南雲はスルーして次いきましょー!」
最初のコメントを投稿しよう!