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「だから話を「うっざい!!」」
バシッ!
ズジャッ、
ゴンッッ…
いい加減にしろと男を振り払った少年の腕は、
少年の服を掴み損ねた男の腕に当たり。
いつの間にか浮かなくなっていた男の革靴と公園特有の細かな砂利は相性が悪く、
バランスを崩した男は勢いよく滑り。
男は為す術もなく、座っていたベンチに頭を打ちつけ、鈍い音を立てた。
ここで1つ思い出して欲しい。
このベンチが、どのようなモノだったのか。
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