第一章 小さいときから嫌な女

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騒がれなくなった頃、中3。 同じクラスに嫌いな女がいた。 私に文句つけてきた先輩の妹。 姉がいるからってでかい顔してる女。 スタイルはいいけど頭もたいして良くない背の高い女。 こいつが教育実習の先生が好きなんだって。 確かに、うちらから見たら大人で背が高くてイケメン。 先生目指してるなんて中身までしっかりしてる。 「先生、実習終わったらもう話せないんですね……寂しいな。」 携帯番号書いてある紙握らされた。 「皆にはナイショな。東條さんだけだから。」 あっさり彼氏に。
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