定食屋の未来図

その時、ふとお店の壁にかかっているカレンダーに目にとまった。

2117年…？

単なる見間違いだと思い、目をこすってもう一度見た。
確かに2117年と書かれてあった。
そんな馬鹿な、とスマホの待ち受け画面を開いた。
2117年だ…。
100年後の未来に来てしまったのか…。
僕は再び店の外に出てあたりを見回した。
これが本当に100年後の未来なのか？
確かめるため住んでいるアパートに行くことにした。
その場所に到着した。
そこにあったのは住んでいたアパートではなく、別の建物だった。
僕は唖然としてしばらくその場所に立ちすくんだ。