巻き込まれ...までは王道じゃん?

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_____勇太サイド_____ その後俺は捕まっていた人達を助け、全帝さんと王都へ戻って来た 勇太「しかしあの魔族は一体?」 全帝「吸血鬼らしかったが吸血鬼はもう十数年前に滅んだはずだ しかもあの吸血鬼は女だった 吸血鬼の女なんて知らねえぞ」 全帝さんが頭を抱える ふと思い出した あの吸血鬼の顔はどこか懐かしい面影があった そう前の世界の...だめだ よく思い出せない 俺が勇者になってから半年 まだ魔族の抗争は続いている 勇太「全帝さん 吸血鬼って魔王側の魔物だったんでしょうか?」 全帝「ああ、魔王側だったはずだ だがあの吸血鬼は...ブツブツ」 何か難しい事を言っている 勇太「取り敢えずこの事を帝の皆さんや王様に伝えたらどうでしょうか?」 全帝「ああ、そうだな」 俺と全帝さんは王城へと向かった _____レナサイド_____ 転移で王都の近くにある森は転移した レナ「設定【女体化解除】、【種族変更(人類)】」 変えるべき設定を変え僕は学校の寮へと転移した そしてベッドでぐっすり寝た 翌日 カレンダーを見ると今日は学校が休みらしく ギルドに向かった 僕のギルドは”紅い眼差し”というところで闇帝がギルドマスターだ 紅い眼差しでは人が集まる事は滅多になくそれを理由に入ったわけだが ガヤガヤ SS以上の何人かが集まってるんだよね まあ放っておこう 僕は依頼を受けるため受付へ向かった 受付「立ち込める暗雲様 申し訳ありませんがあちらの方々がお待ちしておりますのでお願いします」 え?なんで僕もいくの? レナ「なぜですか?」 そう聞くと 受付「なんでも絶滅した吸血鬼が出たらしく」 と小声で言って来た 普通なら帝同士の集会ぐらいなのに SSまで話すんだなと驚いた 受付「どうしたんですか?」 まずい驚きが顔に出ていた うまく誤魔化そう レナ「いえ、吸血鬼と聞いて驚いただけです」 受付「...では、あちらへお願いします」 はぁ、人と話すの面倒いなぁ ?「立ち込める暗雲、来たか では王都へ転移するからな」 闇帝、だっけ? 多分他のSS以上もいるな ボロが出なけりゃいいけど 闇帝「転移」 闇帝が唱えるとそこに居た者が光に包まれた
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