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「おい、」と聞き慣れない男の人の声
「え、う……」
体が重くて、目が回る。
ゆあは、意識が朦朧として、まばたきをする
手を動かそうとするが動かない
……視点が定まらない
「おいってば!」
「ここは、どこ?」
男性の声が聞こえる
若い男の人の声。
「どこのギルドだこんな寝落ち野郎決闘会に参加させた奴は!くそっお前どこの隊だ!?……こちらα隊、敵チームから集中攻撃をうけてます、あと味方部隊の生き残りを1名保護、至急増援をー」
「吐きそう、あまり、ゆすらないで」
手をバタバタさせながら起きようとするが、ゆあは押し倒されるようにして、倒れた。
「お前っ認識コードがバグって見えてないぞ!」
「ちょっ、あなた」
ゆあの上に覆い被さって、ひとり男性がゆあの頭を抱えていた。
「は、離れてっ」
ゆあは体を起こそうとするが、男性の力に負けて起き上がれない。
「お前っ。動くな!こんなところでおきたらスナイプされちゃうだろ!」
彼は寝内源馬(ネナイ ゲンマ)、
「隊長どうすれば??これっ作戦と違うくないですか!?というか隊長なんですかその可愛い女の子!卑怯だ死ね!!」
「知るかっギルド同盟協定で友軍の救出はなるべく優先しなきゃならないの!…全員無事か!?」
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