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ずっと続く飛行機雲を
あてもなく君と眺めてた
「同じように僕ら二人も永遠に続けばいいのに」と
偶然という気まぐれが
君と僕にいたずらをして
いつまにか僕の隣で君が静かに笑ってた
愛され続けた時の中で
僕がずっと気付けずにいた
「幸せだ」と囁く君が
僕に隠した小さな涙の跡
「愛してる」とか「守りたい」とか
ありふれた言葉だけじゃ
伝えられないものがあること
今の僕にはよく分かる
ずっと続く飛行機雲の
切れ端を僕は見つけた
それはひとりぼっちになって
初めて空を見上げた時のこと
土砂降りの中飛び出した
君の背中を追い掛けて
強く抱き締めてキスをした
あの記憶さえ美しい
愛され続けた時はまるで
自然の流れに逆らうように
色褪せずに輝きながら
思い出という綺麗な過去にならない
「愛してるよ」と囁いて
君の背中に甘えてた
自分勝手に愛してた
気付くのがもう遅すぎたけど
愛され続けたいと願うとき
大事にしなきゃいけないことは
「愛してる」と囁く事じゃない
君に伝わる言葉で愛すること
ずっと続く飛行機雲が
また空に現れるように
愛する人がまた出来たなら
そうしたいと強く思う
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