サマー・バレンタイン

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次の日。 僕が登校すると、教室は文字通りイモを洗ったような騒ぎになっていた。 教卓の周りを、多数の女子様が取り囲みガヤガヤワチャワチャとやっている。 教卓の上には、茶色いヘドロのような物体。 見覚えがある。 ウ○コじゃないか。 女子様たちは、日ごろの奇抜な行動だけじゃ飽き足らず、ついにウ○コにまで関心を持ち始めたのか。 と、絶望した気持ちで眺めていると、するすると中央に進み出た女子が泣きはじめました。 ウ○コ見て泣くんなら持ってこないで早く捨てろ! と思っていると、どうやら違いました。
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