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「このやり取りいつもしているよね」
夏鈴の言葉を聞いたアマノウズメノミコトは、ため息をつきながら身を翻し、夏鈴の隣に寝そべった。
「それが神様としてのお仕事なの」
「出来の悪い人間で申し訳ございません」
「神様に嫌味を言えるのも夏鈴ちゃんぐらいだよ。まあいっか。堅苦しいのは私も嫌いだし。さっきの話。大知君のことでしょ?」
「うん。大知君にLINEしても返ってこないんだよね。既読になるのも遅いし」
夏鈴は天井を見つめながら呟いた。
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