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「男ってそんなものよ。男は目の前にあることしかできないの。今していることを中断してまでLINEしようなんて無理。期待しちゃだめだよ」
「あら、神様のくせに現代の恋愛事情をよくご存じで」
「夏鈴ちゃんてさ、敬語を使う時は必ず感じ悪いよね……私だって恋愛しているからね、夏鈴ちゃんよりも経験豊富だからよく分かるの。あ、この下着かわいい! やっぱりピンクかな?」
アマノウズメノミコトは、うつぶせになりながら、夏鈴のファッション雑誌を覗いていた。
「うん。ウズメちゃんはピンクだね。肌も白いし映えるっていうか。私はブルーが好き。結構濃い目の」
と言いながら、雑誌に載る下着を指さした。
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