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そしてレビューのトップバッターは我らがさっきゅん。
最初のレビューは物語のカテゴリーやテーマ、世界観を決定するのでとっても重要なんですよね。
というわけで岡田朔さんのぶっこんできたのは、民俗伝承ミステリー。
そして舞台となるのは
『物語の中では、はっきりと地名は書かれていなかったのですが、気になって調べたところ、福井市本堂町(旧丹生郡西安居村)で十月に行われる高雄神社の祭礼「獅子渡り」を元にしているようでした。』
つまり、この高雄神社をモデルとした架空の神社を設定すればいいわけですね。
またこの獅子渡りに関しても詳細に解説してくれていまして、舞台設定はもうバッチリといったところでしょうか。
そして構成
『物語は二つの時代が同じ村を舞台に、交互に書かれています。』
違った物語を交互に配置して、最終的に収斂させる、というのは、割と僕もやってきている書き方ですし、読み手としても好きな構成ですので楽しんで書けそうな気がします。
朔さんのレビューは縛りというよりは、設定の提供といった感じでしょうか。
鬼畜どころかなかなかの親切っぷりに、さすが甘やかし方が多数秘書だなあと喜んでいたのですが
『中盤から徐々に物語が重なり合っていくにつれ、唄の意味や祭礼が行われている理由となる伝承が、作者様独自の解釈を加え物語性高く解き明かされていくのに夢中になってしまいました。』
おうふっ!
唄の意味に、祭礼の理由の独自の解釈ですと……?
それ京極堂の仕事やんΣ
いや、あくまで高雄神社をモデルとしたオリジナル神社とオリジナル祭礼に関しての解釈でいいんでしょうけども。
色々と興味深い神事ですし、とりあえずチャレンジはしてみます……。
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