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Nishijima side
今日は実彩子お嬢様の入学式の日、そして俺の入学式の日。
だけど俺はあくまでも宇野家の使用人だから祝われることはないんだけど...。
浦「皆さんおはようございます。」
「「「おはようございます」」」
浦「今日は実彩子お嬢様の高校の入学式の日です。人生でも限りあるこの素晴らしい良き日を私たち使用人一同で心に残る日にできるよう今日も精一杯頑張りましょう。」
「「「はい」」」
浦「では各自、移動してください。」
ミーティングも終わったし、俺も早速移動するとしますか。
浦「隆弘。ちょっといいか。」
西「なんでしょうか。」
浦「隆弘。入学おめでとう。」
西「兄貴。。。」
浦「なんで泣くんだよ笑」
西「だって、みんなお嬢様のことしか覚えてないと思ってたから嬉しくて。。。」
浦「みんなだってちゃんと分かってるぞ。」
西「え?」
浦「ほら、後ろ。」
使「隆弘くん。入学おめでとう!!!」
西「皆さん。。。ありがとうございます。。。」
浦「はい隆弘。これ、入学祝い。」
西「何これ...。」
そう言われ渡された封筒を開けてみると...
西「旅行券...。」
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