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俺の仕事は、お嬢様の身の回りのお世話とボディーガード。
学校でも常に隣をキープしてお嬢様に何があっても大丈夫なようにすることが俺の仕事。
コンコンコンー
「はーい。。。」
眠そうな声だな笑
西「失礼します。おはようございます、実彩子お嬢様。」
7時を知らせる時計の鐘の音がこれから新しい日々が始まることを告げた。
宇「いーよー。もう終わったー。」
相変わらず着替えんのおせーな。
ガチャー
扉を開けた時、視界に飛び込んできた実彩子の制服姿に、心が少し弾んだ気がしたのは、朝の出来事が頭を洗脳していただけだと、自分に言いきかせた。
西「相変わらずおせーよなー。毎日着替えてんだから少しくらい慣れろよ。」
宇「入ってきて第一声がそれかい!この制服は初めてなんだから少しくらい褒めてもいいでしょーが。」
可愛い...かも。いやいやいや!可愛いけど!その可愛いじゃねーし!
西「...似合ってんじゃね。」
俺が今言える精一杯の言葉がこれなんて...。なんか情けないような使用人として当たり前のような...。
宇「あ、隆弘はいつ着替えんの?」
西「秘密。」
宇「何それ。隆弘の制服姿見るの久々なのになー。早く着替えてね?」
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