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そうして僕は、彼女たちに、包丁で半分こされ、右半身はあかり、左半身はあいりのものにされた
でも、僕は、こうなることがわかっていた
あの日、二人の15歳の誕生日の日の彼女たちの部屋には、半分こにされたモノ…
彼女の母親、父親、友だちたち……
がたくさん並んでいたからだ
ーー「「ねえ、あきらくん、大好きよ」」
二人は、半分こになった僕の唇にキスを落としてくれる
大好きな二人から愛されるこの生活、動くことはできないけど、幸せでないはずがない
ああ、僕も大好きだよ
半分こにしてくれてありがとう、あかり、あいり
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